貯金が得意な人はお金が貯まる仕組みをもっています
とくに難しい事をやっているわけではなく、
誰にもできる簡単なことです。
人間の意志は弱いもの
貯金が苦手、貯めたい気持ちはあるけど使ってしまう。
お金が貯まらない人にはいくつか共通点があります。
まずはそもそもお金を貯める気持ちが弱いのです。
私がそうでした。
私は社会人になりたての頃は実家暮らしで貯金しようと思えば出来たのですが、
将来の事よりも今楽しみたい、お金はいずれ貯まるものだと思っていました。
その為、貯蓄の必要性をあまり感じていませんでした。
しかし、この考えではお金は貯まるはずもありません。
やはり考え方、気持ちを変えなければなりません。
そこで、私が父親に勧められておこなったのは
貯蓄専用の口座を作り、給料が振り込まれたらすぐに決められた額をその口座に自分の手で移す
という非常にシンプルな方法です。
メリット
＊自分の手で移すことによって貯金している実感を強く感じれる
＊預金残高が増えていくのが面白くなる→もっと貯めたいと思う→継続できる→お金が貯まる
デメリット
＊手間がかかる
＊そもそも意思が弱いと(目標がないと)続かない
とにかくこれを3ヶ月続けてみてください。
そもそも貯金をしてこなかった人にとってはこの作業は面倒だし、
慣れないので苦痛です。
いつもは使ってるお金を我慢して貯蓄に回すのは最初は辛いです。
でも貯蓄に限らず、どんなことでも継続していけば苦じゃなくなります。
最初は少額から始めたとしても徐々にお金が貯まるのが楽しくなってきます。
継続していけば、お給料が入ったらまずは貯蓄しなければ落ち着かなくなるでしょう。
こうなってしまえばこっちのものです。
とにかく継続です！
なんて無責任な事は言えません。
やはり人間は弱い生き物です。
一度やろうと決めた事でも時間が経てば気持ちは薄れてしまいます。
正直言うと私も今月だけはいいかなと思って貯金しなくなった時期もありました。
習慣化できていたと思ったのに、、
これは仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが、
これだとやはりお金は貯まりません。
ではそういう人はどうすればいいのか、
そこで必要なのが強制力です！
強制力という仕組み
例えば、あるサラリーマンは毎日決まった時間に起き、
決まった電車に乗り、決まった時間に会社に到着します。
この人はこの行動パターンが習慣化されていますが、
それはこの人が特別意思が強かったわけではなく、
会社という強制力があったからです。
毎日仕事が楽しくて楽しくて仕方がないという人は別ですが、
そうでない人にとっては朝早く起きるのも満員電車に乗るのも苦痛です。
だけど会社に所属している以上、
やらなければいけない事なので続けられます。
最初は辛くても3ヶ月も経てば早起きも満員電車も(苦ではありますが)習慣化されますよね。
この強制力はお金にも役に立ちます。
仮に、貯金もないのにクレジットで10万円の買い物をしてしまった、
大好きな恋人と海外旅行に行く約束をした、
結婚して子供が出来てこれから教育費が必要になる！
このような状況になったらさすがにお金を貯めなきゃ、
節約しようって気になりますよね。
これが強制力です。
そして最も簡単で安全な強制力のかけ方があります 。
それが「給与天引き貯蓄」です。
これは毎月給料日に給与が振り込まれると、
貯金したい金額(自分で決められる)が貯蓄用の預金口座へ自動振替されるシステムです。
給与振込口座と同じ銀行で、自動振り込みの貯蓄用口座を開設し、
一度設定の手続きをしてしまえば後は自動で貯金してくれます。
無駄遣いする暇がない上、振替し忘れる心配もないので、
しっかりと貯金することが可能です
これと似たシステムを勤務先が導入している場合もあります。
会社で行なっているのは「財形貯蓄」や「社内預金」と呼ばれている制度で、
月々の給与を従業員の口座に振り込む前に、一定額を天引きして貯蓄に回すシステムです。
こちらも一度手続きをすれば、
あとは手間いらずで自動的に貯蓄できるということです。
個人で行う天引き貯蓄よりも、
税金面や金利面でかなり有利な部分もあるので、
勤務先に一度確認してみるのも良いでしょう。
「月末に残ったお金を貯金に回せばいいや」では、貯金額はなかなか増えていきません。
より確実に貯金するためには、
◾️お給料が入ったらまず貯蓄分を確保する
◾️知らず知らずのうちにお金を貯められる仕組みを作る
単純ですがこれが一番確実です！
今回ご紹介した給料天引き貯蓄は、
貯金が苦手な人でもできる貯蓄方法の１つです。
面倒なのは最初の手続きをするために家から一歩出ることだけです。
手続き自体は簡単です。
是非お金が貯まる仕組みづくりをしてお金を貯められる人になりましょう。
だけど無理はしないでください。
無謀なダイエットがリバウンドという形で跳ね返ってくるのと同じように、
無理な貯蓄はストレスとなり、後でまとまった浪費という形で跳ね返ってきます。
まずは少額からでいいので少しずつ貯蓄型体質になっていきましょう。
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