今日はスマホやパソコンで多発している偽警告詐欺についてお話します。
こういう詐欺系の話は許せません。
誰にでも身近に起こることなのでお伝えします。
先日父親から
「パソコンがウイルスに食べられたみたい。警告音がうるさく鳴ってマイクロソフトに連絡しろと出る」とLINEがありました。
結論、こういうのはたいてい詐欺です。
2015年夏ごろからインターネットを利用中にウイルスに感染したと思わせて、ウイルス駆除などのサポート料名目で金銭をだまし取る詐欺事件が増えてきているようです。
父の場合は、
「あなたのパソコンからウイルスが検出されました」
という警告が表示され、画面を閉じようとしても閉じることができず、
仕方なく画面に表示されているマイクロソフトのサポートセンターに電話をしてしまったようです。
ただ、そこで相手が通話中だったので良かった。
その後、夕方のニュースで全く同じ事例のトラブルが多発していることを知り、詐欺だったと分かったみたいです。
https://youtu.be/74xdkAIBYBs?si=2gKK97sywmKGflTa
最近、こういうの本当に多いですよね。
私も、iPadを操作中に何回も警告されたことがあります。
(最初は正直ビビりますが、今では完全にスルーしています。)
でももし、そのまま電話がつながっていたら、どんな流れになっていたのか・・?

ウイルス詐欺の王道パターン
このような詐欺の王道のパターンは、
まず、パソコンでサイトを見ていると、突然「ビー、ビー、ビー」とけたたましい警告音が鳴り響きます。
そして、女性の音声でウイルス感染を警告するメッセージが流れ、
「あなたのパソコンからウイルスが検出されました」
という画面が出現します。
画面を閉じようとしても閉じることができず、画面に表示されているサポートセンターに誘導をさせられます。
これ、初めて経験する方はきっとすごく慌てます。
自分も今でこそ、どうせ詐欺だろって思ってスルーできますが、
10年前くらいに、携帯で同じようなことがあり慌てて電話をかけてしまったことがあります。
その時も運よく電話が繋がらず、特に何か請求されたわけではなかったのですが、
電話番号が知られてしまったのではないかと思い、怖くなって携帯ショップに行って事情を説明しました。
「大丈夫ですよ。もしも電話がかかってきても支払う必要がないですよ」
と言われて安心したのを覚えてます。
電話をかけてしまったら…
もしも電話をしてしまい、つながってしまったとしたら
「パソコンの状況を遠隔操作で確認します」
と、遠隔操作ソフトをインストールするように促されます。
このとき、オペレーターは片言の日本語を話すケースが多いようです。
日本人じゃなくて外人が仕組んでることが多いので。
オペレーターの言う通りにソフトをインストールすると、しばらく遠隔操作された後に、
「ウイルスが検出されました」
と告げられます。
そして、
「駆除するのであれば料金がかかります」
「サポート契約が必要になります」
と言った具合にクレジットカード番号を電話で聞き出したり、
画面から入力させて金銭を支払わせるという流れです。
最近では近くにコンビニで電子マネーを買わせてそこから支払わせるというケースも増えています。
大体こういうのは高齢者がターゲットです。
ちなみに、お笑いコンビのかまいたちの山内さんの弟さんが
地元のコンビニの店長をしており、
詐欺に遭いそうになった高齢者を何回も助けて、
「特殊詐欺を防ぎまくる店長」として合計5回目の感謝状を受け、話題になっています。
「高齢者の方と電子マネーがセットになっている場合は要注意」だとテレビで解説していました。
もしもコンビニのプリベイトカード売り場の前でご高齢の方が迷っていらしたら、ぜひ見守って欲しいです。
一旦支払ってしまった人も、後から冷静になってサポート事業者を自分で調べたりして、詐欺だと気づく人が多いようです。
1回の支払金額は1~3万円前後とそこまで法外な金額ではないので、
なかには詐欺だと気づかないまま繰り返し請求に応じて支払金額がかさむケースもあるようです。
これはパソコンだけでなく、今のスマホでも偽の警告が表示され、アプリをインストールするように誘導されるという事例が報告されています。

焦らないために
まず焦らないために知っておいて欲しいのが、
警告画面を閉じようとしても閉じることができないのは、
繰り返し同じ画面が出現するように設定されているだけです。
ウイルスに感染してしまったせいでパソコンがコントロールできなくなったのではないかと不安にさせるのが狙いなんです。
あと、画面上で自分のマウスポインターが勝手に移動して
パソコンをコントロールできなくなったと錯覚してしまうというケースもありますが、
これもそういうアニメーションが表示されてるだけで、
実際はコントロールされてるわけではありません。
これはみんな焦ってしまうことだと思いますが、
「5分以内にサポート窓口に電話してください」といった形で
制限時間を設けて電話させようとする場合もあります。
他の人に相談する猶予を与えず、焦らせてが自分だけの判断で電話するよう仕向けているので、
これも騙されないようにして下さいね。
こういうの広告にもありますよね。
「今から20分以内に申し込めば半額で購入できます」とか
「これをスキップしたら2度と表示されません」と言って
購買意欲を煽る広告が。
偽警告と本物の警告の見分け方

今のところ、どうして偽警告画面が表示されるのか確かなことは分かっていないので
「偽警告」の表示を防ぐ方法はないそうですが、
偽警告は次のような特徴があります。
- サイトを閲覧している際に、同じブラウザ上に警告が表示される
- 不安をあおり、不自然な解決法を提示する※アプリのダウンロードや個人情報の入力を促す
- 派手な画面や大きな文字、日本語に不自然な箇所がある場合がある
例:土日は営業しておりませんです、など
正規のセキュリティアプリからの警告だったら、
「不審なサイトやアプリを検出しました」という通知を表示するのみで、
アプリのダウンロードや外部への連絡を促すことはありません。
もしもセキュリティ対策ソフトをインストールしてるパソコンだったら、
本当にそのソフトが出している警告なのか確認しましょう。
また、警告先にURL等が表示されることがありますが、それが公式のものなのか確認しましょう。
公式サイトには必ず公式のドメインが使われていますが、
偽警告はアンダーバーが一個多いとか、文字列が不自然などの違いがあります。
ですので、とにもかくにも
慌てないこと。
シンプルですが、これが一番大事です。
もし万が一、クレジットカードの番号を入力までしてしまったら、アプリを削除するだけではダメなので、
クレジットカード会社などに電話で契約の解除に関して相談しましょう。
スマホの場合は、不審なアプリが「継続課金(サブスクリプション)」になっていないかを確認します。
iPhone の「サブスクリプション」画面の不審なアプリがあった場合、課金をキャンセルしてくださいね!
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/12218/support_sagi1.pdf
知らないから焦る。
こういう詐欺は、知っていればそこまで慌てることはありません。
注意喚起情報のような内容でしたが読んでくれてありがとうございました。

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